【月経不順】
月経は毎月、スムーズに来ていますか?
「飛んだり、遅かったりするとその方が楽だわぁ」
或いは「こんなものかなぁ」 と思ったりしていませんか?

私自身、若い頃にそう思っていました。
しかし流産や不妊の経験をし、婦人科の勉強していくと…
毎月定期的に月経があることは当たり前ではなく、
女性ホルモンが整っている証で
女性にとって大切なシグナル!
でもあることが分かりました。
月経は通常25~38日、月経期間は3~7日が正常とされ
28日前後に一度の周期できます。
約±5日前後のずれなら問題ありませんが、
一般的に、月経周期は、これらに当てはまらない場合を
月経不順(げっけいふじゅん)
といいます。
月経不順の種類
1.頻発月経(ひんぱつげっけい):周期が24日以下で短い
2.稀発月経(きはつげっけい):周期が39日以上と長い
3.過短月経(かたんげっけい):月経期間が2日以下と短い
4.過長月経(かちょうげっけい):月経期間が8日以上と長い
5.過少月経(かしょうげっけい):経血の量が非常に少ない
6.過多月経(かたげっけい):経血の量が非常に多い
7.無月経(むげっけい):3か月以上月経がこない
原因
月経不順の原因には、以下のようなものがあると考えられています。
- ・ホルモンバランスの乱れ(ストレス、過度なダイエット、過労など)
- ・婦人科系の疾患(多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、子宮筋腫、子宮内膜症など)
- ・更年期や思春期の影響
- ・甲状腺の異常
- ・生活習慣の乱れ(睡眠不足、食生活の偏りなど)
漢方でのアプローチ
漢方では、月経不順の原因を
「肝・心・脾・腎」などの臓器の働きや
身体の正常な働きを支えるための材料である「気・血・水」のバランスの乱れとして考えます。
月経不順は身体からのシグナルです
体質に合った漢方や生活習慣の見直しが大切です。
原因を探り、漢方で整える
1.強いストレスや環境の変化で起きるホルモンバランスの乱れ

生理は、自律神経と深く関わります。
受験期や就職や結婚などの環境の変化や大きなストレスによって
生理が乱れてしまうことがあります。
漢方では、リラックスしつつ、自律神経系と深く関わる
「肝」に血を充実させていく漢方を選びます。
順調な生理をには、よいたっぷりの「血」が重要だからです。
普段から、血の不足しがちな方(血虚)は、
大きな変化に対応できにくいので、
食べること、よく寝ることなどのケアが必要です。
2.ホルモンパワーの弱い、常に生理は不順なタイプ
初めての生理から、ちゃんと毎月来ることが少なく、
いつも不順な方や何ヵ月も飛ぶことが多い方は、
生理が起きるための排卵が出来ていない可能性もあります。
1度、その原因を婦人科でも診てもらっておきましょう。
冷えやすい、疲れやすい、元気が無い、貧血っぽい、
胃腸が弱いなどの訴えも多くみられます。
漢方では、ホルモン系の「腎」の働きや「気血」など
リズムよく卵胞が育ち排卵できる力や材料の不足を補い、
月経リズムを整えられる力を高めていきます。
3.婦人科疾患が関係している月経不順
多嚢胞卵巣症候群(PCOS)や、高プロラクチン血漿など、
月経不順に繋がる疾患もあります
西洋医学で治療が必要な時は治療をしつつ、
又治療が必要ない場合でも、体質や、症状、状態を確認し、
改善に導き再発予防も兼ねて、
月経リズムも整えるよう漢方対応をしています!
特に困ってなくても…
漢方相談の中には、冷え性や疲れやすい、
肌荒れや、ニキビ、アトピーや慢性頭痛など
実は月経不順があって、身体の不調と
深く関わっていることも少なくありません。
本当に元気な女性は、ホルモン分泌も正常に機能し、
月経もリズムよく定期的にくると考えるからです。
中医学では、女性は【血】との関係が深く、
月経は女性の健康状態を表すのシグナルとも考えています。
月経を大切に読み取り 血液の状態をより良くし、
元気をUPさせ、ホルモンの働きを高め通常の月経に導くことは、
女性の真の健康にも繋がるのです。
普段から元気がない、ストレスを感じやすい、冷えやすい、
のぼせがある、血行が悪く肩こりや頭痛しやすい、
食べ過ぎ・飲みすぎ、むくみやすいなど、その方の体質に合わせて
漢方薬を選び、改善に導き、ホルモン分泌を高めます。
生活習慣や食事・ストレスは、ホルモンの働きと深く関わります。
同時にアドバイスしています。