男性側は・・・元気ですか？
赤ちゃんを望む時、ご夫婦二人の協力が不可欠です
WHO（世界保健機関）の2017年のデータによると
不妊の原因に於いて「男性のみに原因がある」が24%。｢男女両方に原因がある｣が24％
｢女性のみ｣は41％、不明が11％と
不妊の原因の半分は、男性側にあることが分かっています。
妊娠、出産するのは女性でも、男性側に問題があっては、妊娠につながりにくいものです。
不妊治療を考えるなら、女性だけでなく、男性も一緒に検査を受け、治療が必要であれば治療をして
夫婦で妊娠力を高めることをお勧めします。
男性不妊を漢方薬でアプローチ
漢方では、男性も、体全体のコンディションを整えることで
体が本来もっている妊娠力を引き出すことができると考えられています。
不規則な生活や食事、また、疲れを残したままの生活は、長く続けば、
体の元気のパワーを半減させ、夫婦生活も減り、やがて負担に感じてしまいかねません。
精子と精液に関して考えれば、
精子の数が少ない、奇形率が高い、運動率が低いなど、妊娠率を低下させる要因が多く見られます。
男性も元気に！！
一部の無精子症などの問題を抱える人以外は、
ライフスタイルの見直しや体質にあった漢方の服用で元気を取り戻し、回復が期待できます。
和音漢方堂では、“子宝漢方相談”に、男性も来店下さり、日ごろのライフスタイルを見直し、
体質に合った妊娠力を高める漢方の服用をお勧めしています。
体質別のアプローチが必要
漢方は体質別のアプローチが重要です。
同じ｢男性不妊｣でも熱い人と冷える方では全く漢方処方は異なります。
✅瘀血（血の巡りのよくない）タイプ・・元気な精子と夫婦生活には血流が重要！血流改善を。
精索静脈瘤や閉塞性無精子症・精管のつまり・陰茎のしこりのある方
肩こりや頭痛、腰痛、痔などがある
生活習慣病や肥満気味
✅気滞（ストレスが強い）タイプ・・リラックスすることで元気な精子と夫婦生活を！
セックスレスや膣内射精障害などがある方
イライラや抑うつ気味、不規則な生活、睡眠不足、緊張状態が多い方
ガスやゲップ、ため息が多い方
✅気虚（疲れやすく元気のない）タイプ・・先ずは自分がパワーアップ！元気な体から元気な精子を！！
性欲減退・精子の数、運動率が低い
疲れやすく、眠りも浅い、朝も起きにくい、胃腸が弱い方
✅湿熱（炎症や熱がここもりやすい）タイプ・・元気な精子には潤いが重要！
精子の運動率が低い・奇形率が高い、精液中に白血球が多い方
湿疹や肌荒れ、陰部の痒みがある
お酒を飲む量や回数が多い、脂っこいもの、甘っこいものをよく食べる
ご相談によくあるタイプをあげましたが、他にも有ります。
また、いくつか重なっていることもあります。
自分にあった漢方や養生をする事で元気を取り戻すお手伝いをします。
＊＊＊ 今日からできる養生法 ＊＊＊
精子の状態は、全身の健康状態によって常に変化しています。
不摂生をしていれば精子にも影響があらわれますが、ちょっとした心掛けで改善されることも少なくありません。
精子検査に波があるのもこのためです。
元気な精子が次々つくられ、しっかりいい状態で卵子のもとへ進めれるように。日ごろから以下のことを気をつけてみて下さい。
１．お酒やたばこは控える
お酒やたばこは精子の質の低下につながる可能性が高いといわれています。とくにたばこは精子数の減少、
奇形率、運動率の低下すべてに影響を与えると考えられています。出来るだけ控えましょう。
２．下半身を締め付けない、出来るだけ涼しく
精子は暑さに弱いので、温度を低く保つことが大切です。きつめの下着やズボン、
乗馬やサイクリングのように圧迫させたり蒸れたりすることは、つくられた精子を劣化させてしまいます。
ノートパソコンを膝の上に置いてするのはやめましょう。また、熱めのお風呂やサウナに長時間入ることも控えましょう。
３．適度な夫婦生活を
排卵日だけに合わせて夫婦生活を営む傾向が多く見られますが、排卵日の数日前から禁欲しても、
精子数は増えますが、運動率は低下することが分かっています。時間がたつほど元気のない精子が溜まっていくのは逆効果です。
夫婦生活の多さと妊娠率は比例しています。新しい元気のよい精子をどんどんつくられ活性化されるため、妊娠もしやすくなるわけです。
日本は夫婦生活の少なさでは、諸外国と比べダントツです。妊娠には、適度な夫婦生活が不可欠です。
４．食事を見直しましょう
肉食、揚げ物が好物になっていませんか。夜の食事が遅くなっていませんか。
バランスの良い食生活は元気な心と体、精子をつくる元となります。
メタボ気味な方は、ヘルシーに食事を見直し新しく元気な精子がつくられるように、野菜や果物などもバランスよく摂り入れましょう。
５．睡眠はたっぷりと
睡眠は体の潤いと元気をつくるカギです。睡眠不足だと体は疲れやすく、回復力や修復力も低下し、精子の元気もなくなります。
仕事の為、早くは難しい・・という方も、出来る範囲で早めに寝ましょう。
やはり、妊活にはご夫婦二人の協力が不可欠です
男性も元気に！！不妊カウンセラーで中医専門員の担当者が体質別のアプローチをお伝えします。
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